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カート

カートが空です

Gibson ES-345 1962

伝統的な箱鳴りとソリッドボディの伸びやかなサスティン感を併せ持った、多くのプレイヤーを魅了し続ける、ギブソン・セミアコの王道「ES-335」の上位機種として1959年に発売された「ES-345」。

今回入荷したのは1962年製のヴィンテージ品。チェリーカラーにゴールドハードウェアの組み合わせで、ギターに取り付けられたノブ「ヴァリトーン(バリトーン) スイッチ」の存在が目を惹く一本。

チキンへッド・シェイプのノブの下で、スイッチの基板にハンダづけされた個別の6種類のキャパシターを伴うノッチフィルターが装備されています。ポジション1はトゥルーバイパスで、ピックアップからの信号は直にヴォリュームポットへ流れます。その信号は抵抗やコンデンサーを通りません。その他の5種類のポジションは、予め設定された特定の周波数帯域を取り除くように作用します。

ボディは、センターブロックがセットされたリムにプレス成型されたメイプル合板のトップとバックをセットしたセミアコースティック構造。スプリット・パラレログラムインレイが打たれたローズウッド(この時期はおそらくハカランダ)指板を擁し、高いプレイヤビリティです。

2基のハムバッキング・ピックアップは「PAF」。裏面のステッカーからの判断になりますが、おそらくオリジナルとなります。ポットなど電装系統につきましては缶に入ったタイプでハンダ付されているため中身を確認することが困難です。おそらくボリュームのトルクを見るにオリジナルの可能性が高いでしょう。「STEREO」の文字が刻まれたトラスロッドカバーとは裏腹に、ジャックはステレオでなくモノラルに交換されている他、ペグがグローバー製に交換されています。また、バリトーンスイッチのプレートも後から新しいものに交換されているでしょう。

ところどころパーツが交換されているものの、ヴィンテージギターとして大事な部分はそのまま活かされており、プレイヤー達が60年以上もの間愛し続けてきた、汎用性の高いギブソンESトーンを実感できる一本です。
ヴィンテージセミアコサウンドをお楽しみいただける60年代初期の貴重なギブソンの名機をこの機会にどうぞお試しください。

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【付属品 】ハードケース (オリジナルかどうかは不明となります)

【外観・コンディション 】パーツのくすみ、すり傷や小さな打痕、塗装のクラックなどヴィンテージ相応の使用感がございます。ナットとサドルが加工されている他、バインディング&インレイの剥がれや欠けがございましたため、一部修正を行なっております。

【トラスロッド】余裕あり

【フレット】 約5割〜(すり合わせ済のため、現在演奏コンディション良好です)

【ネック】ストレート

【ナット幅】約42mm
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・演奏に著しく支障をきたすビビりや音詰まり、その他が見受けられた場合、必ず記載しております。そういった記載のない場合、当店ではプレイコンディションに問題はないと判断しております。
・「オリジナル」「リプレイス」等の明記がない場合、仕様や状態に関しまして、当店では断定いたしておりません。
・トラスロッドに関しましては、商品保護の観点から締め方向、緩め方向共に45度程度までのチェックのみとさせていただいております。(「余裕あり」の表記の場合、両方向に45度の余裕があることを示しております)
・掲載内容は出品時のものです。時季・経年変化により変動がある場合がございます。
・付属品に関しましては掲載写真、及び出品ページ内に記載のあるもののみとなります。
・店頭でも同時販売を行っておりますため、販売中・商談中の場合がございます。
・商品の配送時間帯の指定には対応いたしかねます。
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・その他ご不明点はデジマートのフォーム、または店舗へお問い合わせください。