Gibson Chet Atkins Country Gentleman Sunrise Orange 1991

1986年あたりから2000年代中頃まで生産されていたギブソンの「チェット・アトキンス・カントリージェントルマン」。チェット氏がグレッチとのエンドース契約を終了させたあと、ギブソンと契約して誕生した、エレガットの「Chet Atkins CE」の次に発表されたエレクトリックモデルです。

丸みを帯びたプロファイルのネックはメイプル / エボニー指板となっており、ピンクのように赤いカラーで仕上げられた、グレッチのサムネイルインレイに近い印象を受けるポジションマークが印象的です。
この赤色の素材を採用したインレイにより、グレッチとの明確な外観の違いを出すのが狙いだったと言われております。

鮮やかなサンライズ・オレンジカラーに染められた、F ホール、ベネチアンカッタウェイを採用したセミホロウ構造の17 inch厚のボディは335と似たような印象で、トップ、バック、サイドは味のある杢目のフレイム・メイプルで構成されております。
ブリッジはローズウッド製の台座にABR-1とビグスビーといった組み合わせになっており、PUにはフロントに492R、リアに490Tを搭載、低出力でクリアな温かみのあるサウンドをアウトプットしてくれます。

コントロールは3wayのピックアップセレクター、2ボリューム、マスタートーン、そして1弦側のホーン部分にマスターボリュームとなっており、この辺りも完全にグレッチを踏襲した位置関係です。

トラスロッドカバーには「チェット・アトキンス」と名前が刻まれており、ギブソン刻印入りのシャーラーペグもサイドの金具を引っ張り出すことで、弦交換などの際にペグを早く回せるという独自仕様。

ギブソンが制作したとは思えないような特殊なモデルですが、サウンドはしっかりギブソン感があるのが、すごいところです。
チェット・アトキンスというレジェンドならではのこだわりが感じられる、面白いモデル。
プレイコンディションは抜群で即戦力の一本です。

＊アームレストは欠品しています。

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【付属品 】ハードケース(内部に一部クッションが剥き出しになった部分等のダメージがあり、紐も切れており両開きになってしまいますが、運搬に支障はございません)

【外観・コンディション 】ボディ全体に細かい傷や打痕、塗装が反応して溶けたような部分やウェザーチェック、ピックガードの歪み、パーツのくすみ、12F指板サイドにチップや小さい凹みなどございます。

【トラスロッド】余裕あり (やや固くなりつつあり)

【フレット】 約7割?（目立つ谷減り部分は無し）

【ネック】ストレート

【ナット幅】約44mm
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・演奏に著しく支障をきたすビビりや音詰まり、その他が見受けられた場合、必ず記載しております。そういった記載のない場合、当店ではプレイコンディションに問題はないと判断しております。
・「オリジナル」「リプレイス」等の明記がない場合、仕様や状態に関しまして、当店では断定いたしておりません。
・トラスロッドに関しましては、商品保護の観点から締め方向、緩め方向共に45度程度までのチェックのみとさせていただいております。(「余裕あり」の表記の場合、両方向に45度の余裕があることを示しております)
・掲載内容は出品時のものです。時季・経年変化により変動がある場合がございます。
・付属品に関しましては掲載写真、及び出品ページ内に記載のあるもののみとなります。
・店頭でも同時販売を行っておりますため、販売中・商談中の場合がございます。
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