DJ Kool / DJ クール
ジョン・W・ボウマンJr. (1958年3月20日生まれ)は、DJ Koolのステージネームで知られるアメリカのDJ、ラッパーで、1980年代後半にいくつかの人気ラップ・シングルをプロデュースした人物。
ワシントンD.C.で育ち、ゴーゴーやラップのサーキットで長年活動した影響が、彼の音楽に現れている。
1996年にアメリカン・レコーディングスからリリースしたシングル「Let Me Clear My Throat」は、ビルボードホット100でトップ40、1997年3月にはイギリスとオランダでトップ10に入るなど世界中でチャートインした。この曲には45 Kingの「The 900 Number」(これ自体マーヴァ・ホワイトニーの「Unwind Yourself」のサンプルが使われており、6分間ブレイクビーツの上に繰り返されている)などが大きくフィーチャーされている。また、この曲はクール&ザ・ギャングの「Hollywood Swinging」をサンプリングして始まった。この曲は、ダンスフロアを盛り上げる曲として認知されており、現在でも人気がある。
2003年、DJ Koolは「マッチョマン」ランディ・サベージのスタジオアルバム『Be a Man』の収録曲「Hit the Floor」に提供した。